まず、KURUMIボードにプログラムを書込むソフトウェアを自分のパソコンにインストールする必要があります。 このようなソフトウェアを統合開発環境(英語: IDE (Integrated Development Environment) と言います。KURUMIボードの場合は、「IDE for GR」というソフトウェア(Windows版)が用意されています。
- コーディング: C++ (Arduino言語)とうプログラミング言語を使ってKURUMIボードを制御するソフトウェアをこの上で書きます。
- コンパイル: 上記で書いたプログラムソースをKURUMIマイコンが理解できる機械語に翻訳します。 メニューの ✔ アイコンを押すとコンパイルが実行されます。
- ダウンロード: IDEでコンパイルした機械語コードをKURUMIボードに書き込みます。
このとき、[ツール]→[シリアルポート]→[COM??] で、KURUMIがつながっている正しいCOMポート番号を選択しておく必要があります。
下記のプログラムソースは、「IDE for GR」からFTDIケーブルを使ってGR-KURUMIボードを正しく書込めるかチェックするために作りました。書込めない場合は、次の事をチェックしてください。
① FTDIのドライバーは正しくインストールされているか? 私は、FTDI BasicとうUSBシリアルコンバータモジュールを使っています。GR-KURUMIのWebページには、検証済みのUSBシルアルコンバータモジュールが記述されています。
② FTDIケーブルは正しい向きでGR-KURUMIボードに挿入されているか?
FTDIケーブルのGR-KURUMIへの装着方向 |
これは、IDEforGRプログラムの[ツール] → [シリアルポート]で選択できます。
IDEforGRプログラムの操作画面 |
テストプログラム
/* GR-KURUMI Test Program */
#include <RLduino78.h>
#define LED_R 22
#define LED_G 23
#define LED_B 24
#define LED_OFF 1
#define LED_ON 0
void setup()
{
pinMode(LED_R, OUTPUT);
pinMode(LED_G, OUTPUT);
pinMode(LED_B, OUTPUT);
}
void loop()
{
digitalWrite(LED_R, LED_ON);
delay(100);
digitalWrite(LED_R, LED_OFF);
delay(1000);
digitalWrite(LED_G, LED_ON);
delay(100);
digitalWrite(LED_G, LED_OFF);
delay(1000);
digitalWrite(LED_B, LED_ON);
delay(100);
digitalWrite(LED_B, LED_OFF);
delay(1000);
}
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