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2014年6月16日月曜日

KURUMIマイコンの発振回路

KURUMIマイコンボードに搭載されてるマイコンチップ(ルネサス社製のRL78/G13)の発振回路はP121/X1(45番ピン)とC47コンデンサーです。いたって簡単な回路ですが、リセットに必要な多くの回路がチップ内部に内蔵されているからです。

システム動作に不可欠ではありませんが、外部周辺回路として時計クロック(SUB CLOCK)も付加されています。XT1(45番ピン)とXT2(44番ピン)に接続しています。水晶発振子XTAL1 (32.768KHz)は、発振精度が高いので実時間時計のペースメーカーとして使用します。



マイコン動作に不可欠な回路

マイコンが動作するには、最低でもどんな外部回路が必要なのでしょう?
マイコンシステムのブロック図
  • 電源回路(Vcc, Vss/GND):電気が来ないとマイコンは動作できませんよね。
  • 発振回路: マイコン内部のロジック回路をこの発振器をベースに動かします。いわば、マイコンの心臓の鼓動のようなものです。
  • リセット回路: 電源が入った直後や、もう一度最初からプログラムを実行させる場合にこの回路が必要です。人生は時間を巻き戻してやり直すことはできませんが、マイコンはリセットがかかると何回でもプログラムを再実行します。
  • Flash ROM::Flash Read Only Memoryと言ってあなたの作ったプログラムを書込む場所です。Flash ROMは、不揮発性メモリ(Non Volatile Memory)で電気が来なくても無くても書き込まれた内容は消えません。
  • RAM :Random Access Memoryで揮発性メモリです。 CPUの作業データを一時的に保存しておきます。
  • 周辺回路(内・外部): 内部にはタイマーなどの回路や、外部にはLEDやスイッチなどを取付けます。外部に色々な回路を取付け、それをプログラムで制御することがマイコンの役割です。
  • あなたのプログラム: パソコン同様に目的にあったプログラムを書込まないとマイコンは動作しません。
KURUMIマイコンボードは、下記のように対応しています。